[夢見る人必見]ここから始める!夢の配当金暮らしへの第一歩  高配当株3選

初心者はここから知っていこう!高配当株3選!!

分からない言葉も説明付き。。。

前書き

私は新卒サラリーマンの22歳です。今年から高配当株投資に興味を持ち、少しずつ買い始めました。

その中で、おすすめと感じた高配当株3つを紹介させていただけたらと思います。

私は、かなり調べてからでないと動けない性ですので、信用していただけると思います。

まず、初めに、Yahoo!ファイナンスや証券会社の会社の情報を見ても、PER?PBR?時価総額?となっている方もおられると思います。私も最近までその仲間の一人でした。

始めはそこからです。丁寧に説明していきます。必要のない方は飛ばして5つの内容をご覧ください。

 

ワード説明

株価…企業の一部を持つ「権利」の1株当たりの現在の売買価格。

時価総額…「会社を丸ごと買うならいくらかかるか」を表した数値。株価×株式発行数で決まります。

配当利回り…株価に対して、どれだけの配当金がもらえるかの割合。

PER…1株当たりの利益。すなわち、何年でこの株の利益の元が取れるかの目安の数値。

PBR…株価が1株当たり純資産の何倍かを表したもの。

ROE…「自己資本利益率」といわれ、企業が株主から預かったお金でいくら利益を出せているか。

EPS…1株当たりの純利益

純資産…利益から販売費および一般管理費と営業外収益・費用、特別利益・損失、法人税などを引いたもの。

配当性向…企業が稼いだ利益のうち、どれだけ株主に配当として還元しているか

 

次に、高配当株を見るときは、ここを見よう!

・増配傾向か

・配当性向が高すぎないか

・業績の安定性(売上高、営業利益、EPS、ROEなどを見る。)

・自分のポートフォリオとの相性

 

では、さっそくですが高配当株3選発表していきたいと思います。

高配当株3選

①三菱HCキャピタル

②JT

③花王

順番に説明していきます。

 

①三菱HCキャピタル

三菱UFJグループの金融、リース大手として産業機器から航空・物流、不動産、環境、エネルギーに展開しています。

財務状況(2024年実績ベース)

株価(2025年7月24日現在)  1120.5円

時価総額          1兆6436億7500万円

資本金            331億9600万円

自己資本比率         15.2%

配当利回り          4.02%

(配当性向40.4%、27期連続増配!! 1株配当 45円)

PER                                 10.05倍

(日本リース業界平均 12倍)

PBR                0.90

ROE                                   7.78%

 

中期経営計画の戦略3本柱

・事業戦略:ビジネスモデルの進化・積層化

高付加価値・高ROA領域(航空、物流、環境エネルギーなど)へのシフト推進

資産入れ替え(不採算事業撤退+新規投資)も積極展開

・経営基盤強化

資本効率向上、ROE目標の達成(株主資本コスト超は維持)

・組織変革と仕組みづくり

社内変革を促進する意識改革施策

グループ横断での重要テーマを実行し、次期中計の土台構築

 

事業戦略

1. ファイナンス&リース

  • 戦略:資産運用の多様化&柔軟な提供体系強化
    • 機械・設備のリース領域を中心に据えつつ、物件・車両など他領域へ展開。
    • デジタル技術を活用した無人審査やオンライン契約など、顧客利便性向上を狙いDX推進。
    • 成長領域に資金を集中、収益性・効率性の改善を図る  。

2. オートモーティブ(中古車・車両関連)

  • 戦略:モビリティシフトに対応した収益源拡大
    • 日本国内外での中古車販売ネットワーク強化。
    • MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)など、所有から共有へシフトする新たなクルマの使い方に対応。
    • リースと中古車売買をセットで提供し、顧客接点強化とシナジー創出。

※モビリティシフト…車を「持つ」から「使う」への大きな流れのこと

3. 不動産ファイナンス

  • 戦略:安定収益基盤の強化と新規市場獲得
    • 商業用・住宅用問わず、不動産ファイナンスの比重を増やして安定利益を確保。
    • 環境配慮型のスマートビルや再生可能エネルギー設備リースなど、ESG対応案件の拡大。

※スマートビル…ITやIoT技術を使って、エネルギー効率・安全性・快適性を自動で最適化できる賢いビルのこと

※ESG…「環境、社会、企業統治」の3つの観点で企業を評価する考え方

4. サステナブル&ESG系サービス

  • 戦略:「環境・社会価値」を創出する事業モデルへの転換
    • クリーンエネルギーやサーキュラーエコノミー対応機器への投資・リース提供。
    • CO₂管理や廃棄物リサイクル支援など、顧客のESG取り組みを補完するサービス・ソリューションを提供  。

※サステナブル…「持続可能な」、地球の資源を使いすぎない未来の人も困らない

※サーキュラーエコノミー…「捨てない経済」、使い終わったものをリサイクル、再利用、修理してできるだけゴミを出さない仕組み

 

5. デジタル&データサービス

  • 戦略:DXの深化による新収益モデル創出
    • 顧客の利用データ分析を通じた、稼働予測保守サービスや稼働最適化支援。
    • API連携によるパートナー企業との協業強化と、プラットフォーム戦略の推進。

※API…アプリのサービス同士をつなぎ合わせるもの

財務目標(2025年度最終)

純利益  1238億円(2024年)→1600億円

ROA    1.1%→約1.5%

ROE        7.3%→約10%

配当性向  42.9%→40%以上

②JT(Japan Tabacco)

高配当株の代表格!!安定収益と高配当が魅力のタバコ大手、世界展開も進む堅実株!!

財務状況(2024年実績ベース)

株価(2025年7月24日現在)  4234円

時価総額          8兆4680億円

資本金            10000億円

自己資本比率         45.0%

配当利回り          4.58%

(配当性向74.3%(※特別要素除く) 30年減配なし 1株配当194円)

PER                                 16.71倍

(日本たばこ業界平均 12.9倍)

PBR                1.99

ROE                                   4.72%

 

中期経営計画の戦略
(経営計画2024:2024–2026年度計画期間)

JTウェブサイトJTウェブサイト

3年間ローリング方式

経済・地政学・競争環境に応じて毎年計画を更新し、柔軟かつ継続的に適応。

  • 全社利益目標

為替一定ベースで調整後営業利益を、年平均「mid‑to‑high single digit」で成長させる。2024年は前年水準維持、以降成長軌道に乗せる見通し。

  • 株主還元

強固な財務基盤を維持しつつ、配当性向75%を目安に配当と自社株買いを検討。

※mid‑to‑high single digit…毎年営業利益を4~9%増やしたいという内容

事業戦略
(経営計画2024 より)JTウェブサイト+1JTウェブサイト+1

1.たばこ事業(Core)

    • Combustibles(燃焼式たばこ)でのROI向上と価格適正化による収益強化。

    • **RRP(加熱式たばこ・HTS)**に優先投資。Ploom X を2026年末までに40以上市場へ展開し、販売収益を2023年比で約2.5倍に増やす。2028年までにはHTS市場シェアを10%台半ば目標、RRP事業の黒字化も狙う。

※HTS市場…加熱式タバコスティック市場

2.医薬事業

    • 創薬力強化と次世代戦略品の開発推進。価値最大化とパイプライン整備を通じて利益補完として位置づけ。

※パイプライン…開発中・準備中の製品・サービスの一覧の流れのこと

3.加工食品事業

    • 冷凍食品・調味料等において、高収益トップライン成長を追求。年平均mid single digit成長を志向。

mid single digit…4~6%の成長のこと

財務目標

純利益:1,238億円 → 1,600億円

ROA(総資産利益率):1.1% → 約1.5%

ROE(自己資本利益率):7.3% → 約10%

配当性向:42.9% → 40%以上

③花王

安定配当と高いブランド力を持ち、日本一の増配年数のディフェンシブ銘柄

財務状況(2024年実績ベース)

株価(2025年7月25日現在)  6727円

時価総額          3兆1340億円

資本金            8542億円

自己資本比率         57.1%

配当利回り          2.29%

(配当性向65.5% 35年連続増配!!! 1株配当154円)

PER                                 26.94倍

(日本日用品業界平均 28倍)

PBR                3.04

ROE                                   10.51%

 

中期経営計画の戦略
(Kao Integrated Report 2025 より参照)

  • 成長ドライバー領域への経営資源集中

欧米・アジアでのパーソナルヘルスビューティケア事業の拡大を主軸とし、高成長市場への展開を強化。

  • デジタルマーケティング・オムニチャネル戦略の深化

SNS分析やリテールIDを活用し、EC比率拡大とリアル店舗での顧客接点強化を推進 kao.com

  • サステナビリティとESG経営

資源循環、CO₂排出削減、サステナブルな製品開発を中心としたESG対応を強化。

※オムニチャネル…企業が顧客とのあらゆる接点(実店舗、オンラインストア、アプリ、SNSなど)を統合し、顧客が一貫して購買体験を行えるようにする戦略

※リテールID…小売業者が顧客を識別するために使用するID

※EC…ネット販売

事業戦略

ビューティケア事業

スキンケア、ヘアケア、化粧品において高付加価値化を推進。独自ブランドやグローバル展開により利益率向上を図る。

パーソナルヘルス・ホームケア

衛生・衛生商品や日用品の成長市場への参入強化。消費者ニーズの変化に対応した製品ラインアップを拡充。

デジタル&オムニチャネル

ECの構成比を2024年で約39%へ拡大(2018年は約26%)。小規模テストを迅速に全国展開に展開するPDCA型マーケティングを導入 kao.com

財務目標

純利益:1160億円→1600億円

ROA:1.1%→1.5%

ROE:10.5%→12%以上

配当性向:65.5%→70%以上を目安に維持

 

以上3つが高配当株おすすめ3選となっております。

今回は、私が実際に調べて厳選した高配当株のおすすめ3銘柄、三菱HCキャピタル、JT、花王をご紹介しました。

それぞれ業績の安定性や増配傾向、配当性向のバランスが良く、長期保有に適した銘柄だと感じています。特に、配当を通じて安定した収入を得ながら資産形成を進めたい方には参考になる内容かと思います。

株価指標や財務目標も踏まえ、今後の成長戦略や市場環境を注視しつつ、じっくり投資判断をしていきましょう。

今後も自分自身の投資経験や調査を深めながら、皆さんと一緒に高配当株投資の魅力を発信していければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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