
配当目当てで株買ってたら、通信株ばっかりになっちゃった!!
でも、分散したいけどお金が足りない…

そんな君に社会人1年目の僕が同じ目線で教えていくね。
結論、急がなければ全然何とでもなるだよ。
【高配当株】社会人1年目でもできる!毎月1万円でポートフォリオの偏りを解消する方法
💡 よくある失敗
「配当が高いから!」と飛びついて、
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通信株(NTTやKDDI)ばっかり
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銀行株(三井住友や三菱HCキャピタル)ばっかり
気づけば、同じ業界に偏ってる… というパターン。
もしその業界が一気に調子悪くなったら、配当も株価も同時に下がるリスクがあります。
✅ この記事でわかること
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高配当株は同じ業界に偏るとリスクが高まること
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通信・金融・商社・資源・生活必需品など、業界ごとの特徴とおすすめ企業
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社会人1年目でも毎月1万円から分散投資できるシンプルな方法
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ETF+個別株を組み合わせると自然に分散できること
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各業界に投資する際の注意点と見どころ(例:通信=安定、資源=上下が激しい)
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「1つの業界は30%まで」という偏り防止ルール
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新社会人へのアドバイス風コメントから、企業をキャリアに重ねて学べること
まず前提:新NISAを土台にする
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年間枠はつみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=最大360万円、生涯の非課税保有限度額1,800万円、無期限で運用可。売却すると簿価分の枠が復活します。

つまり大前提として、新NISAと単位未満株を使って、
少額非課税で分散個別株投資していこうってこと!
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「1株から買える(単元未満株:S株等)」サービスを使えば、少額でも個別高配当を分散可能。
だからこそ、手取りが少ない1年目でも「小さく、広く、長く」ができる。
ゴール:偏りのない“5〜6業界×10銘柄前後”を目指そう!
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目安:業界(セクター)を5〜6つ、各セクター1〜2銘柄で計8〜12銘柄へ。
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どこか一業界が20〜30%を超えないよう“天井”を決める(通信・金融に偏りがちな初心者の自衛策)。
📊 おすすめ業界と銘柄例(イメージ)
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通信:安定感あり、成長性あり!

安定配当の王道だね!
✅ NTT(9432)
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何の会社?
日本最大の通信会社。ドコモ・光回線・法人向けシステムなど幅広い。 -
なぜ配当が出せる?
通信は「毎月の固定収入」が強い。安定して利益が積み上がる。 -
注意点
携帯料金値下げの圧力や、新規投資(5G・次世代通信)で利益圧迫もある。

安定感はピカイチ。コツコツ続ける力が大事なのは、投資も社会人生活も同じだよ。
✅ KDDI(9433)
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何の会社?
au・UQモバイルを運営。電気・金融・決済など事業を拡大中。 -
なぜ配当が出せる?
契約数が安定していて、累進配当(毎年増やす方針)を掲げている。 -
注意点
成長鈍化が見られやすい。長期的には新規事業の成功がカギ。

毎年ちょっとずつ成長して、配当も積み上げる。あなたのキャリアも“累進型”で育てよう!
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金融:景気に左右されるけど利回り高め
✅ 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
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何の会社?
日本の3大メガバンクの一角。銀行・証券・リースも手がける。 -
なぜ配当が出せる?
利ざや収入(貸出金利と預金金利の差)が主力。安定的な利益+株主還元姿勢が強い。 -
注意点
金利が下がると利益も落ちる。景気悪化時は不良債権リスクも。

数字に強くなると人生の選択肢が増える。銀行株を持つなら、家計簿も同じくらい大事にね
✅ 三菱HCキャピタル(8593)
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何の会社?
リース業界最大手。航空機リース・自動車・建設機械など、モノを貸して稼ぐ。 -
なぜ配当が出せる?
リースは契約期間が長く、安定的に収益を積み重ねやすい。 -
注意点
景気に連動する部分がある。貸し倒れや海外事業の影響も受けやすい。

地味だけど堅実に稼ぐ。派手さよりも“継続力”が将来の信頼を作るんだよ。
商社:資源・食料・インフラに強い
✅ 三菱商事(8058)
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何の会社?
資源(石油・ガス・金属)から食品・インフラ・金融まで扱う巨大商社。 -
なぜ配当が出せる?
資源価格が上がると利益も大幅増。非資源事業も育っていて利益が安定してきている。 -
注意点
資源価格の変動に左右されやすい。

世界を相手にしている会社。新社会人も“国内だけ”じゃなく
広い視野を持つと強い!
✅ 伊藤忠商事(8001)
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何の会社?
食品・繊維・生活消費財に強み。資源に頼りすぎず、安定した収益モデルを持つ。 -
なぜ配当が出せる?
消費関連の事業が多く、生活必需品は景気に左右されにくい。 -
注意点
為替の影響を受けやすい。海外消費市場が不調だと利益が下がる。

日常に近いビジネスでコツコツ伸びる。どんな小さな仕事も将来の土台になるよ。
エネルギー:資源価格に左右されるけど配当大きい
✅ INPEX(1605)
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何の会社?
日本最大の石油・天然ガス開発会社。海外での採掘事業が多い。 -
なぜ配当が出せる?
原油やガス価格が高いときは利益が爆発的に増える。 -
注意点
逆に価格が下がると一気に利益が減る。資源サイクルの影響大。

波はあるけど、大きなリターンもある。若いうちは多少のアップダウンを楽しもう。
✅ ENEOS(5020)
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何の会社?
日本最大の石油元売り会社。ガソリンスタンド・石油化学なども展開。 -
なぜ配当が出せる?
国内でのシェアが大きく、インフラ的に安定している。 -
注意点
脱炭素の流れで将来は厳しい部分も。新エネルギー事業にどこまで転換できるか。

生活に欠かせないエネルギーのように、地道な努力がキャリアの燃料になるよ。
生活必需品:不景気でも強い
✅ JT(2914)
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何の会社?
日本たばこ産業。タバコだけでなく、食品・医薬も手がける。 -
なぜ配当が出せる?
タバコは世界的にまだ需要があり、利益率が非常に高い。配当性向を高めて株主に還元。 -
注意点
健康規制が強まり、長期的には売上が減るリスクあり。為替の影響も大きい。

批判されることもあるけど、それでも利益を出し続ける。周囲に
流されず自分の軸を持とう。
✅ 花王(4452)
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何の会社?
日用品大手。化粧品、洗剤、スキンケア製品など生活必需品を世界で展開。 -
なぜ配当が出せる?
景気に左右されにくい必需品を扱っている。配当は安定的に増加傾向。 -
注意点
原材料費の高騰や、海外事業の競争激化が収益を圧迫する場合がある。

毎日の生活に寄り添う製品で長く続ける。仕事も“継続できる
仕組み”を作ると強いよ。
👉 これで「安定型(通信・必需品)」と「景気に強い型(商社・資源・金融)」がミックスされる。
⚡ インフラ(番外)
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電力会社(東京電力、中部電力など)やガス会社(大阪ガスなど)も配当株候補。
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ただし、燃料費や規制の影響が大きく、安定性は企業による。
プランA(王道):毎月1万円で“ETF+個別”のハイブリッド
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コア50%:日本の高配当ETF
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例① 1489「日経高配当株50」:日経平均の構成銘柄から予想配当利回りの高い50銘柄で構成。年4回分配、信託報酬0.308%。NEXT FUNDS+1
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例② 1478「iShares MSCI Japan High Dividend」:財務健全性と持続可能な配当で選別された指数に連動。BlackRock
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サテライト50%:単元未満株でセクター分散(通信/金融/商社/資源/生活必需など)
1万円のうち「5,000円=ETF」「5,000円=個別S株」で積む。ETFで土台の分散を確保しつつ、個別で“自分の色”を出す。
プランB(もっとラク):最初の3か月はETFだけ
1〜3か月目は1489 or 1478のみを積み立て、まとまった配当基盤を先につくる。その後、S株で個別を追加していく。
→ **“とにかく続けやすい設計”**が1年目の勝ち筋。NEXT FUNDSBlackRock
「偏り」を直すための5つのルール
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配当だけで選ばない:ビジネスの安定性、配当方針の明文化、財務健全性をIRでチェック。
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天井ルール:どの業界も最大30%まで。超えたら新規買付を止めて他を優先。
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買い足し順序:弱い業界から先に(例:通信30%→買い止め、資源5%→買い増し)。
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ETFを“緩衝材”に:迷った月はETFだけ買う。
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再投資の自動化:配当はNISA口座で自動買付へ(できない場合もあるので証券会社の設定を確認)。

これが今回伝えたかった事のメインだよ。

でも、お金があんまりない社会人だったら…?
社会人1年目・手取りが少ない人の「現実解」
月1万円での運用例(12か月ローテ)
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奇数月:ETF(1489 or 1478) 5,000円 + 不足セクターのS株 5,000円
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偶数月:不足セクター2つを2,500円ずつS株で買い足し
→ 1年でETF×6回、S株×12〜18回=5〜6業界を自然にカバー。
(SBI/Rakuten等の1株取引を使えば金額調整が容易。
ボーナス時
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ETFをまず厚く(不況時の“落ちにくさ”を強化)→ 次に薄い業界をS株で穴埋め。
監視は“月1回5分”
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保有比率と業界比率だけ確認。ルールに合わせて次回の買付メモを1行残す(迷いを消す)。

こんな感じで焦らず、ゆっくり積み上げていくのをおすすめするよ。
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